息子夫婦と妻
光海君の息子である世子(セジャ/国王の正式な後継者)は20代になっていたが、江華島に隔離された後、その境遇に我慢ならず逃亡を図った。さらには、再び王位を目指して反逆を企てていたことも発覚した。
この罪を問われて世子は死罪となった。その直後には、世子嬪(セジャビン/世子の妻)も自害している。
世子夫婦の死を聞いた廃妃(ペビ)・柳(ユ)氏は、悲しみのどん底に突き落とされてしまった。
彼女は、自らも王妃から転落したうえに最愛の息子を失い、もうこれ以上生きる気力を失った。
その末に、廃妃・柳氏は首を吊って命を絶った。
妻と息子夫婦を失った光海君。彼は、それでも生き延びようとした。
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光海君(クァンヘグン)と綾陽君(ヌンヤングン)と貞明(チョンミョン)公主
『華政(ファジョン)』解説!仁穆(インモク)王后に恨まれた光海君(クァンヘグン)