なるほど韓国24「されど韓国の女性は強し!」

儒教が国教であるがゆえに

1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝。この時代は儒教が国教だった。
儒教は、人間の序列を堂々と認める。
年下より年上、無学より学識者、そして、女より男が上、というわけだ。
その結果、朝鮮王朝時代には男尊女卑が貫かれた。
朝鮮王朝の前の高麗王朝(918~1392年)では、国教が仏教だった。
仏教には平等思想があり、高麗王朝時代には女性の権利も相応に守られていた。
しかし、朝鮮王朝に移ってから女性の立場はガラリと変わった。
父親が家族の中心となる家父長制度が厳格に守られ、女性の身分は低くなって出産・育児・家事に専念させられた。
学問をおさめる機会もなかった。しかも、女性は全国規模の官僚登用試験である科挙の受験資格もなかった。
この時代の女性を象徴する言葉が「三従之道」「出嫁外人」「七去之悪」である。
順に説明しよう。




「三従之道」は、「子供のときは親に従い、結婚したら夫に従い、老いたら息子に従う」ということだ。
女性は「従うこと」でしか生きる術(すべ)がなかった。
(ページ3に続く)

なるほど韓国1「韓国には老舗がほとんどない」

なるほど韓国2「食べ残す韓国、残さない日本」

なるほど韓国3「死罪の方法もこんなに違う」

なるほど韓国22「ぼられる楽しみ」

なるほど韓国23「極端な少数精鋭主義の韓国スポーツ界」

なるほど韓国25「日韓の新聞を読み比べてみれば」

ページ:
1

2

3 4

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る