廃位後の光海君(クァンヘグン)一家の悲劇!

 

1623年にクーデターで王宮を追われた光海君(クァンヘグン)。廃位になってしまった彼は、一家と共に江華島(カンファド)に流罪となった。その後、どうなったのだろうか。

光海君が最後に流された済州島(チェジュド)の夕景




斬首の危機

光海君がクーデターで王宮を追われた後、新しい王位には16代王・仁祖(インジョ)が就いた。この仁祖に対して執拗に光海君の斬首を主張したのが仁穆(インモク)王后だった。
仁穆王后は、光海君の父である14代王・宣祖(ソンジョ)の二番目の正室であり、光海君にとっては継母に当たっていた。
しかし、彼女が産んだ永昌大君(ヨンチャンデグン)は光海君の一派に命を奪われ、仁穆王后も娘の貞明(チョンミョン)公主と一緒に西宮(ソグン/現在の徳寿宮〔トクスグン〕)に幽閉されてしまった。
光海君をとことん恨んでいたのが仁穆王后である。それだけに、廃位となった光海君の斬首を強硬に主張した。




しかし、仁祖としては、先の国王を斬首すれば民衆の支持を絶対に得られないと考え、仁穆王后の願いを聞き入れなかった。
結局、光海君の一家は都からも近い江華島に流罪となったが、その後に悲惨な最期を遂げた人が多かった。
(ページ2に続く)

廃位となった光海君(クァンヘグン)!朝鮮王朝全史16

最大の屈辱で恥をかいた仁祖(インジョ)!朝鮮王朝全史17

光海君(クァンヘグン)と綾陽君(ヌンヤングン)と貞明(チョンミョン)公主

『華政(ファジョン)』解説!仁穆(インモク)王后に恨まれた光海君(クァンヘグン)

光海君(クァンヘグン)は暴君なのか?名君なのか?

ページ:

1

2 3

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る