思悼世子(サドセジャ)が餓死した後で妻の恵慶宮(ヘギョングン)はどうなった?

 

恵敬宮(ヘギョングン)は、21代王・英祖(ヨンジョ)の時代に領議政(ヨンイジョン/現在の総理大臣)を務めた洪鳳漢(ホン・ボンハン)の娘である。彼女は、思悼世子(サドセジャ)の妻としてどのように過ごしたのか。

陥れられた思悼世子

朝鮮王朝時代の王子は、現代と比べものにならないほど結婚が早かった。
思悼世子が9歳のときに、妻として迎えられた恵慶宮。彼女の夫である思悼世子は、21代王・英祖の二男である。
幼いころから聡明だった思悼世子は、10代半ばで政治の一部を担っていた。そのときに、当時の主流派閥であった老論派(ノロンパ)を厳しく批判してしまった。それによって思悼世子は老論派から警戒されようになった。




老論派の高官たちは、思悼世子の評価を落とすためにいろいろと工作を繰り返したが、その首謀者の1人は、恵慶宮の父親である洪鳳漢(ホン・ボンハン)であった。さらに、妻の実家にも思悼世子を批判する人が多かった。
老論派の者たちによって、思悼世子の素行の悪さが王である英祖に伝えられた。それを聞いた英祖は、息子を呼んで叱責する。そのことが原因で、2人の親子仲が険悪になってしまう。さらに、思悼世子は反乱の首謀者として疑われてしまう。
(ページ2に続く)

英祖(ヨンジョ)の生涯1/なぜ思悼世子(サドセジャ)を餓死させたのか

英祖(ヨンジョ)の人生がよくわかるエピソード集!

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(21代王・英祖編)

英祖(ヨンジョ)の正体!朝鮮王朝を52年間も守った王

「イ・ソン」こと思悼世子(サドセジャ)の悲しい最期!

思悼世子(サドセジャ)!米びつで餓死した王子

ページ:

1

2

関連記事

ピックアップ記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。左側の上にカラーで色分けされたジャンルのコーナーがありますので、目的に応じて各コーナーをクリックして必要な記事にアクセスしてください。

〔各ジャンルの紹介〕

●特選記事
●話題作
・奇皇后
・雲が描いた月明り
・華政/韓国時代劇
・六龍が飛ぶ
・イニョプの道
●国王列伝/事件簿
・おどろき国王列伝
・三国高麗国王列伝
・事件簿
●歴史人物の実像
・時代劇の主人公
・時代劇の登場人物
・朝鮮王朝劇場
●オクニョ
・登場人物
・豆事典
・歴史解説
●朝鮮王朝人物列伝
●悪女
・朝鮮王朝三大悪女
・悪女たちの朝鮮王朝
●日本と韓国の歴史
・朝鮮王朝全史
・韓国の歴史
・日韓の歴史
・歴史探訪
●歴史事典/編集部
・歴史事典
・編集部

以上のように各ジャンルに分かれています。特に「日本と韓国の歴史」の中にある「朝鮮王朝全史」は、27回にわたって朝鮮王朝の歴史を建国から滅亡まで大事件を中心にしながら解説したものです。朝鮮王朝の歴史を全体的に時系列で読み通すのに適しています。


必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

ページ上部へ戻る