イ・ソンゲ/李成桂は、どんな人物だったのか?

 

朝鮮王朝を建国して初代王・太祖(テジョ)となった李成桂(イ・ソンゲ)。518年間も続いた長寿王朝の中で、まさに伝説上の国王に祭り上げられたが、実際にはどんな人物だったのだろうか。

写真=韓国SBS『六龍が飛ぶ』公式サイトより

奇妙な夢

李成桂(イ・ソンゲ)は、1335年に生まれた。
彼の父は高麗(コリョ)王朝の武将として国土防衛の重責を担った。その父は1364年に亡くなり、二男の李成桂がその地位を受け継いだ。
若くして将軍となった李成桂は、とにかく弓の名手だった。さらには、庶民の生活を脅かす盗賊や、朝鮮半島沿岸を荒らす倭寇を掃討することで大きな戦績をあげた。人々は彼の大きなからだと耳を見て、尊敬と畏怖の感情を込めて「大耳将軍」と呼んだ。
李成桂には一つの逸話が残されている。




それは李成桂が妻の実家に挨拶に向かったときのことだ。出発が遅れた彼は、日が暮れてしまい、小さな寺で一晩を過ごすことになった。
彼はそこで奇妙な夢を見た。
夢の中で李成桂は崩れかけた古い家の中にいた。
その家がどんどん壊れていく。
李成桂はその家から逃げ出すとき、3本の柱を背負っていた。
夢の中の出来事だったが、妙に気になった李成桂は、無学(ムハク)大師という名僧に、夢占いをお願いした。(ページ2に続く)

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