鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は何をした?『オクニョ 運命の女』に登場

絶頂期のあとの地獄

文定王后はすっかり鄭蘭貞を当てにした。おかげで、鄭蘭貞は王宮内で立場を強化することができた。
やることは裏の悪行ばかり。文定王后の政敵を陰謀で排除していった。
さらに、鄭蘭貞は尹元衡と共謀してその妻を毒殺し、自分は妾から正妻になった。授けられた品階は従一品。奴婢の母から生まれた鄭蘭貞にとって、それは信じられないほど高位の身分だった。




鄭蘭貞は尹元衡の妻として絶頂期を過ごした。しかし、それは文定王后という後ろ楯があったからだった。
その文定王后が1565年に世を去った。
一転して、尹元衡と鄭蘭貞は危機を迎えた。あまりに傲慢な生き方を続けていただけに、多くの人の恨みを買ってしまった。
「殺されてしまう」
恐れおののいた尹元衡と鄭蘭貞は、都から逃げて田舎で隠れるように住んだ。
(ページ4に続く)

朝鮮王朝三大悪女は誰なのか

女帝の手先として暗躍した鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)

朝鮮王朝三大悪女の鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は救いようがない悪女!

鄭蘭貞(チョンナンジョン)の人生は悪に染まっていた

性悪の鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)/朝鮮王朝悪女列伝4

史上最悪の夫婦!鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)と尹元衡(ユン・ウォニョン)

固定ページ:
1 2

3

4

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る