- Home
- 過去の記事一覧
タグ:朝鮮王朝
-
粛宗(スクチョン)・英祖(ヨンジョ)・正祖(チョンジョ)はどう生きたのか
1392年に建国された朝鮮王朝も、17世紀なかば以降の後期になると、各派閥による権力闘争が激しくなり、王権は常に脅かされるようになった。こうした権力闘争は「党争」と称されるが、朝鮮王朝の病巣となって常… -
朝鮮王朝三大悪女はいかにして成り上がったのか
朝鮮王朝でも特に有名な三大悪女といえば、張緑水(チャン・ノクス)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張禧嬪(チャン・ヒビン)の3人だ。彼女たちはどんな手段を使って高い地位を得ていったのだろうか。 … -
金万徳(キム・マンドク)!大ピンチの済州島を救った女商人
朝鮮半島の本土からはるかに離れた場所にある孤島・済州島(チェジュド)。古くから稲作が難しく米は大変貴重なものであった。島民たちは島の特産物を本土へ運んでは、米や最低限の生活必需品を買って生活していた。… -
チャングム!11代王・中宗(チュンジョン)の信頼を得た医女
朝鮮王朝時代、科挙の中にある“医科”に合格した人物が医師になった。その中でも優秀な人材が王の主治医になったが、それは大変な名誉と責任があった。一方、医女は医師とはなりたちが違った。 &n… -
貞熹(チョンヒ)王后!思うがままに政治を操った王妃
朝鮮王朝で初めて垂簾聴政(幼い王に代わり後見人が政治を仕切ること)を行なったのは、7代王・世祖(セジョ)の妻だった貞熹(チョンヒ)王后(1418年~1483年)である。 [caption id=… -
申師任堂(シン・サイムダン)!今も尊敬される良妻賢母の鑑
朝鮮王朝を代表する女流芸術家の申師任堂(シン・サイムダン)〔1504年~1551年〕は、5人姉妹の二女として生まれた。父は学問にすぐれていて、人望が高かった。母は心優しく教育熱心で… -
『雲が描いた月明り』がイ・ヨン(孝明世子)を現代に甦らせた!
『雲が描いた月明り』が韓国で大ヒットしたおかげで、韓国ですっかり有名になった歴史上の人物が、イ・ヨンという名前だった孝明世子(ヒョミョンセジャ)だ。実在した彼は、1809年に生まれて、1830年に亡く… -
『七日の王妃』歴史解説!燕山君(ヨンサングン)と中宗(チュンジョン)と端敬(タンギョン)王后の運命
韓国時代劇の『七日の王妃』と言えば、王妃になってわずか七日で廃妃(ペビ)になってしまった端敬(タンギョン)王后を中心に描かれている。物語に深く関わってくるのは、燕山君(ヨンサングン)と中宗(チュンジョ… -
実際に起こったイ・サン(正祖)暗殺未遂事件!
ドラマ『イ・サン』では、即位式当日に暗殺団が正祖(チョンジョ)の命を狙うシーンが描かれる。それは史実と違うのだが、正祖の暗殺未遂事件は後に実際に起こっている。まさに、王宮の中でドラマのような緊急事態が… -
イ・サン(正祖)は即位直後に老論派(ノロンパ)を厳しく処罰した
21代王・英祖(ヨンジョ)が歴代王最高齢の82歳で崩御すると、孫のイ・サンが22代王・正祖(チョンジョ)として即位した。その即位は、父の思悼世子(サドセジャ)を死に追いやった政敵の老論派(ノロンパ)と…