張禧嬪(チャン・ヒビン)を寵愛した粛宗(スクチョン)!朝鮮王朝全史19

 

長い間の人質生活によって清に反感を持っていた孝宗(ヒジョン)は、王になるとすぐに清に好感を持つ高官たちを追放した。そして、清がロシアの軍勢に苦しめられているという大義名分を得て、北伐の準備を強行した。

党派の争いが激化

朝鮮王朝の軍事力は格段に上がったが、国民は度重なる増税によって、苦しい生活を余儀なくされた。それでも、孝宗の決意は変わらなかった。
「父上の意思を継いで、必ず清を倒してみせる」
孝宗は北伐への意欲を高めていくのと同時に、権力闘争を厳しく取り締まった。軍事力と政権安定という2つの面で孝宗は成果をあげた。




しかし、孝宗の念願である北伐が実行されることはなかった。なぜなら清もまた、日に日に国力を増大させていたからだ。
1659年、孝宗は即位当時からの目標を果たすことなく、40歳で世を去った。すぐに長男が18代王の顕宗(ヒョンジョン)として即位した。
顕宗はまず、庶民の生活を苦しくさせないために、莫大な資金がかかる北伐計画を中断した。こうすることで民心は次第に安定を取り戻していく。
しかし、彼の治世では、党派の争いが熾烈になった。高官たちはことあるごとに反発しあった。(ページ2に続く)

粛宗(スクチョン)はどんな国王だったのか

『テバク』の中盤では粛宗(スクチョン)の後継者争いが描かれる!

謎の王命を語る粛宗(スクチョン)/朝鮮王朝劇場4

粛宗(スクチョン)に愛された張禧嬪(チャン・ヒビン)/悪女たちの朝鮮王朝5

ページ:

1

2 3

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る