世界遺産となった上野三碑の中の多胡碑とは?

 

ユネスコの「世界の記憶」に群馬県の「上野三碑(こうずけさんぴ)」が選ばれたが、その1つが多胡碑である。この多胡碑は、高崎駅から上信電鉄に乗って吉井駅で下りると、北東1.5キロのところにある。

屋内に保存されている多胡碑

1300年前の石碑

8世紀に建てられた多胡碑は、日本三古碑の一つにあげられている史跡だ。今は、保存のために家屋の中に納められている。
多胡碑の本体の大きさは、幅と奥行きが60センチ、高さが126センチ。これに、幅と奥行が90センチで厚さが15センチの笠石が上に付いている。




この笠石がちょうど屋根の役割を果たしたこともあり、石碑の前面に縦6行にわたって書き込まれた全80字の碑文は、長く野外に露出していたわりにはきれいに残っていたという。
その碑文は、牛伏砂石と呼ばれる石に刻まれている。この石は地元の牛伏山(標高491メートル)から取れるもので、独特な縞模様を持っていて建築用材として人気が高い。ただし、大正時代には「牛伏砂石の寿命は300年ほどで、多胡碑は江戸時代に造り直された」と主張する学者もいたそうだ。
しかし、その後の研究で硬質で耐久性が高い特性がわかってきて、多胡碑はやはり1300年前のものであることが認定されている。
それでは碑文の内容を見てみよう。(ページ2に続く)

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