『王女の男』に登場する敬恵(キョンヘ)王女の生涯/中編

世祖が敬恵王女を特別扱い

1456年、端宗の復位を狙って世祖を暗殺しようとするクーデター計画が発覚した。いわゆる、「死六臣」事件である。それ以後も、世祖に反抗する勢力の存在が次々に明らかになった。
こうした事態を受けて、世祖は反対派に対して強硬手段に出た。その渦中で鄭悰に対する処罰はさらに厳しくなり、彼は全羅道(チョルラド)の光州(クァンジュ)に流されることになった。




そればかりか、鄭悰は配流地の家の周囲に囲いを作られて、外部との接触を一切禁じられた。かなりの重罪人扱いである。
このときも、敬恵王女は夫に付いていきたいと役所に願い出た。通常なら許可されないのだが、それを聞いた世祖は敬恵王女の申請を認めた。しかも、光州へ行くための輿(こし)まで用意した。ここでも世祖は敬恵王女を特別扱いした。彼女の弟から王位を奪った後ろめたさのためであろうか。
1457年、世祖の実弟である錦成大君(クムソンデグン)が世祖に反旗をひるがえして挙兵する動きを見せた。(ページ3に続く)

『王女の男』に登場する敬恵(キョンヘ)王女の生涯/前編

『王女の男』に登場する敬恵(キョンヘ)王女の生涯/後編

端宗(タンジョン)/朝鮮王朝おどろき国王列伝8

世祖(セジョ)/朝鮮王朝おどろき国王列伝9

文宗(ムンジョン)の不覚!朝鮮王朝の重大な事件簿8

ページ:
1

2

3

関連記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左側の上にカラーで色分けされたジャンルがありますので、それぞれにクリックして目的のジャンルにアクセスしてください。
[各ジャンルの紹介]
●日本と韓国の歴史
 ・歴史探訪
 ・韓国の歴史
 ・日韓交流史
●時代劇の主人公
●三大悪女/奇皇后
 ・朝鮮王朝三大悪女
 ・奇皇后 
●オクニョ
 ・登場人物
 ・豆事典
 ・歴史解説
 ・ドラマ解説 
●華政/イニョプの道
 ・華政/韓国時代劇
 ・イニョプの道
●朝鮮王朝人物列伝
●国王列伝/事件簿
 ・おどろき国王列伝
 ・事件簿
●歴史事典/編集部
 ・歴史事典
 ・編集部

ページ上部へ戻る