王妃の平均寿命は?
果たして、王妃は平均的に何歳まで生きたのか。
王妃42人の平均寿命を調べてみると、約48歳だった。
ちなみに、王の平均寿命は約46歳なので、王妃は王より2歳ほど長生きしたことになる。
それでも、当時としては決して長寿とは言えない。王にはたくさんの側室がいたので、意外とストレスが多かったのかもしれない。
一方、王妃が産んだ王子が即位すると、その時点で王の母になるので、「大妃」と呼ばれた。
朝鮮王朝時代は儒教が国教となっており、儒教は「孝」を最高の徳目と考えたので、王族の最長老になる大妃の力は絶対だった。(ページ3に続く)
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