太祖はもう1人いた
次に「祖」について。
これは国にとって最も功績があった王に贈られた。
たとえば、朝鮮王朝の初代王は太祖だか、この「太祖」という諡は、建国した王に贈られたものだ。それゆえ、高麗王朝を建国した王建(ワン・ゴン)も、同じように太祖と呼ばれている。
つまり、朝鮮半島の歴史には太祖が2人いるのだ。
さらに、14代王・宣祖(ソンジョ)と16代王・仁祖(インジョ)の場合は、他国の侵攻から国を守ったことで「祖」がつけられた。
ちなみに、仁祖は1636年に清の侵攻を受け、皇帝の前で土下座する屈辱的な降伏をしたのだが……。(ページ4に続く)
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