光海君(クァンヘグン)が仁穆(インモク)王后に復讐された日(後編)

華政
綾陽君は西宮(現在の徳寿宮)の中庭で仁穆王后から光海君の斬首を要請された

まだ燕山君のほうが罪が軽い

仁穆王后は強硬に言った。
「逆魁は悪行のかぎりを尽くした。どうして、燕山君と比較することができようか」
仁穆王后にしてみれば、暴君の燕山君のほうがまだ救いようがあるというわけだ。
歴史的に言えば、悪行に関しては虐殺を繰り返した燕山君のほうがひどかった。しかし、仁穆王后は、燕山君のほうが罪が軽いと信じきっているのだ。
それほど、彼女にしてみれば、光海君は極悪人であり、首をはねないことには復讐が完結しなかった。




仁穆王后は命令口調で言った。
「かならず光海君の首をはねてみせる」
しかし、綾陽君はやんわりと断り続けた。
「仮にも王であった人の首をはねるわけにはまいりませぬ」(ページ5に続く)

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