光海君(クァンヘグン)が仁穆(インモク)王后に復讐された日(後編)

華政
綾陽君は西宮(現在の徳寿宮)の中庭で仁穆王后から光海君の斬首を要請された

同じ空の下で生きられない

綾陽君は仁穆王后に言った。
「大勢の家臣もおり、私も思いどおりに振る舞うことができないのです」
「嗣君(サグン/王位を継いだ人のこと)は立派な人だ。なぜ、家臣たちの指示に従う必要があるのか。父母の仇とは同じ空の下で生きることはできないし、兄弟の仇とは同じ国で生きることはできない。逆魁が自分で母子の道理を破り、私にはかならず晴らさなければならない怨みがある。これだけは絶対に譲ることができない」




仁穆王后は、かたくなだった。彼女としては、父や息子の恨みを斬首という形で晴らしたかった。
しかし、綾陽君の家臣の1人が言った。
「かつて中宗(チュンジョン)殿下は廃位にした王(燕山君〔ヨンサングン〕のこと)を優待し、天命を終わらせました。この事例に学ぶべきです」
仁穆王后は耳を貸さなかった。(ページ4に続く)

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