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カテゴリー:時代劇の登場人物
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仁祖(インジョ)の裏で暗躍した貴人(キイン)・趙氏(チョシ)!
貴人(キイン)というのは、側室に与えられる二番目に高い品階のことである。最終的に貴人まで昇格した趙氏(チョシ)は、仁祖の長男夫婦に対してどれほどの悪事を働いたのだろうか。 失意の仁祖をなぐさ… -
巨悪だった貞純(チョンスン)王后
1762年、英祖(ヨンジョ)は息子の思悼(サド)世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。なぜ、親子の確執が生まれたのか。当時、王宮の中でも派閥争いが激化していた。その中で、思悼世子を陥れるために彼の行状を… -
悪女と言えば張禧嬪(チャン・ヒビン)
貧しい家庭に生まれた張禧嬪(チャン・ヒビン)は、女官として王宮で働けるようになった。美しい容姿を持つ彼女を一目見た19代王の粛宗(スクチョン)は、やがて彼女を自分の側室にした。そこから、張禧嬪は一気に… -
極ワルの文定(ムンジョン)王后
11代王・中宗(チュンジョン)には3人の妻がいた。最初の妻は父が燕山君(ヨンサングン)の側近だったために離縁させられた端敬(タンギョン)王后。2人目の妻は12代王・仁宗(インジョン)を産んですぐに亡く… -
悪夢の張緑水(チャン・ノクス)
張緑水(チャン・ノクス)は、両班(ヤンバン)の父と妾の間に生まれた。妾の娘だった彼女は、生まれながらにして奴婢(ぬひ/最下層の身分)だった。彼女は成り上がるために奴生(キセン)になった。 歌… -
王の顔を引っかいた廃妃・尹氏(ユンシ)
9代王・成宗(ソンジョン)は、王として実に多くの業績を残している。しかし、女好きがたたり、多くのトラブルも起こしてしまった。その筆頭が、廃妃・尹氏(ユンシ)との問題だった。 仁粋大妃の忠告 … -
警察官の朴文秀(パク・ムンス)
王は朝鮮王朝において絶大な権力を持つ。しかし、歴代の王にとって悩みの種だったのが、地方の役人たちの不正だった。悪徳役人が監視の目を盗んで私利私欲のために庶民の生活を圧迫することがよくあった。そうした悪… -
作家のホ・ギュン(許筠)
17世紀初め、史上初めてハングルで書かれた有名な小説が「洪吉童伝(ホンギルドンジョン)」である。筆者は、朝鮮王朝中期の文人のホ・ギュン(許筠/1569~1618年)だった。 体制への反逆者 … -
武官の李舜臣(イ・スンシン)
朝鮮王朝を代表する武官と言えば、最も有名なのが李舜臣(イ・スンシン/1545年~1598年)だ。彼は豊臣軍が朝鮮出兵をしたときに大活躍した。今でも韓国の人がもっとも尊敬する偉人が李舜臣なのである。 … -
妓生のファン・ジニ(黄真伊)
大人気となった韓国時代劇の主人公として有名になったファン・ジニ(黄真伊)。その人生は謎に包まれていた。なにしろ、生まれた年と亡くなった年がわからないほどなのだ。果たして、どんな人生を歩んだのだろうか。…