〔編集〕韓国は日本の植民地時代をどう生きたのか(前編)

進められた皇民化政策

朝鮮総督府は徹底的にデモや集会を取り締まり、最終的には7600人以上の死者が出ました。
この事態に朝鮮総督府も衝撃を受けました。軍事力だけでは抗日運動を抑えることが難しい、と実感させられたのです。
それ以後は、朝鮮総督府も強圧的な武断統治を改めざるをえませんでした。
言論や集会の制限もややゆるめられ、民族資本の経済活動が部分的に許容される場合もありました。




一方、思想的に朝鮮半島の人々を日本に同化させる政策も進められました。
その一環として1925年10月15日に竣工したのが、京城(ソウル)の朝鮮神宮でした。
祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)と明治天皇でした。
この神宮が造営されたのは、朝鮮半島で天皇崇拝を浸透させるためでした。朝鮮半島の各地にはさらに60余の神社が建てられました。
こうして、朝鮮半島の皇民化政策が積極的に進められていったのです。
(後編に続く)

文=康 熙奉(カン ヒボン)
記事提供:「ロコレ」http://syukakusha.com/

〔編集〕韓国は日本の植民地時代をどう生きたのか(後編)

「朝鮮王朝三大悪女」よりもっと強烈な悪女とは?

https://goo.gl/Ff3ssb

「朝鮮王朝三大悪女」の中で誰が一番の悪女か?

https://goo.gl/Ce47KG

「朝鮮王朝三大悪女」にはオモテとウラがある!

https://goo.gl/uBV9d6

 

固定ページ:
1 2

3

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る