イ・ヨン(孝明世子)が主役の『雲が描いた月明り』は史実とどう違う?

キム・ホンのモデルは誰?

イ・ヨンの生母である純元王后は、安東(アンドン)・金(キム)氏という一族を政治の中枢に就かせることに成功した王妃で、大変な実力者でもあった。特に純元王后の父親は金祖淳(キム・ジョスン)と言って、自分の娘が王妃であることを利用して政治の主導権を握った人物である。




『雲が描いた月明り』にも領議政(ヨンイジョン)としてキム・ホンという人物が出てくるが、この人物のモデルは明らかに金祖淳である。ドラマの中では、王以上に強い権力を持っていたが、金祖淳の場合も歴史的にその通りだった。その点では史実とドラマが合っていたと言えるだろう。
『雲が描いた月明り』には、イ・ヨンの結婚相手として趙萬永(チョ・マニョン)の娘が登場してくるが、彼女は実在した人物であり、イ・ヨンがまさに結婚した相手である。
純祖としては、安東・金氏の一族の力が強くなりすぎたので、対抗勢力として趙萬永を引き立てようとした。そうした思惑の中で、イ・ヨンは実際に趙萬永の娘と結婚したのである。(ページ3に続く)

イ・ヨン(孝明世子)の惜しまれる世子人生!

https://goo.gl/nMg7Lc

〔解説〕世子嬪(セジャビン)という人生/イ・ヨン(孝明世子)の世子嬪は?

https://goo.gl/HsWNJu

「朝鮮王朝三大悪女」の中で誰が一番の悪女か?

https://goo.gl/Ce47KG

光海君(クァンヘグン)の正体!朝鮮王朝15代王の功罪

https://goo.gl/f6tgDD

ページ:
1

2

3

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女/奇皇后」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左側の上にカラーで色分けされたジャンルがありますので、それぞれにクリックして目的のジャンルにアクセスしてください。

[各ジャンルの紹介]

●雲が描いた月明り
●国王列伝/事件簿
・おどろき国王列伝
・三国高麗国王列伝
・事件簿
●朝鮮王朝劇場
●時代劇の主人公
●悪女/話題作
・朝鮮王朝三大悪女
・悪女たちの朝鮮王朝
・奇皇后
・華政/韓国時代劇
・イニョプの道
●オクニョ
・登場人物
・豆事典
・歴史解説
●朝鮮王朝人物列伝
●日本と韓国の歴史

・朝鮮王朝全史
・歴史探訪
・韓国の歴史
●歴史事典/編集部
・歴史事典
・編集部

ページ上部へ戻る