奇皇后の生涯!高麗王朝の怪女(後編)

衰退の道をたどる元

アユルシリダラの皇位継承問題はさまざまな火種を生んだ。
実際、奇皇后を支持する高官と反対する高官が激しく対立するようになった。
クーデターも起きて奇皇后が捕虜になるという緊急事態も起こったが、さらに状況を一転させる出来事が起こった。
トゴン・テムルの正室だったバヤン・フトゥクが亡くなったのである。
この時点でもはや正室候補は奇皇后しかいなかった。これでようやく奇皇后は正式にトゴン・テムルの正妻になった。




しかし、現実は切迫していた。
もはや元の滅亡は避けられない情勢となっていた。そこまで国力が衰退してしまったのである。
1368年、元の滅亡に執念を燃やした朱元璋が新たに明を建国した。彼は大軍を率いて元の首都を占拠した。
元の皇室は、明の攻撃を受けて逃亡するしかなかった。行き先はモンゴル高原のカラコルムだった。
そこで新たに「北元」という国を名乗った。(ページ3に続く)

奇皇后を生んだ奇氏一族とは何か?

『奇皇后』に登場するワン・ユのモデル「忠恵王」は暴君?

『奇皇后』のタファンはトゴン・テムル(順帝)がモデル!

ページ:
1

2

3

関連記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左側の上にカラーで色分けされたジャンルがありますので、それぞれにクリックして目的のジャンルにアクセスしてください。
[各ジャンルの紹介]
●国王列伝/事件簿
 ・おどろき国王列伝
 ・三国高麗国王列伝
 ・事件簿
●朝鮮王朝劇場
●時代劇の主人公
●悪女/奇皇后
 ・朝鮮王朝三大悪女
 ・悪女たちの朝鮮王朝
 ・奇皇后 
●華政/イニョプの道
 ・華政/韓国時代劇
 ・イニョプの道
●オクニョ
 ・登場人物
 ・豆事典
 ・歴史解説
●朝鮮王朝人物列伝
●日本と韓国の歴史
 ・歴史探訪
 ・韓国の歴史
●歴史事典/編集部
 ・歴史事典
 ・編集部

ページ上部へ戻る