仁祖(インジョ)の屈辱!朝鮮王朝の重大な事件簿5

人質となった昭顕

降伏した朝鮮王朝の立場は本当にみじめだった。清が明を攻める際に支援することを約束させられたうえに、多額の賠償金を取られてしまう。さらに、多くの庶民が捕虜となり、仁祖の息子である長男の昭顕(ソヒョン)や二男の鳳林(ポンニム)も人質として連れていかれてしまった。仁祖は息子との別れをとても悲しんだ。




しかし、仁祖はいつまでも悲しんでいるわけにはいかなかった。彼は、敵に屈服して恥をさらしたため、民衆から見放されてしまったのである。
一方、人質として当時の清の首都である瀋陽に連れていかれた昭顕は、王の後継者ということで、それなりの待遇を受けた。昭顕は、瀋陽にいる間に異国の文化にかぶれてしまう。その様子は、仁祖の耳にもしっかりと届いていた。(ページ4に続く)

張禧嬪(チャン・ヒビン)の死罪!朝鮮王朝の重大な事件簿6

ページ:
1 2

3

4

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

もっと韓国時代劇が面白くなる!

韓国時代劇によく登場する人物といえば、朝鮮王朝の国王であった中宗、光海君、仁祖、粛宗、英祖、正祖を中心にして、王妃、側室、王子、王女、女官などです。本サイトでは、ドラマに登場する人物をよく取り上げています。

ページ上部へ戻る