朝鮮王朝国王の現実!27人の中で8人が生前退位

 

1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝。国王は27人いたが、その中で亡くなる前に王位から降りた人は8人いる。隠居、譲位、クーデター……など、その理由はさまざまだ。その経緯を振り返ってみよう。

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建国当初は生前退位が続いた

亡くなるまで国王であり続けることが原則。しかし、27人の国王の中で8人は、それができなかった。
初代王の太祖(テジョ)。彼には8人の息子がいた。第一夫人が産んだ息子が6人、第二夫人が産んだのが2人。それぞれの息子たちが太祖の後継者をめぐって骨肉の争いを起こし、第一夫人側の息子たちが勝利した。最強の実力者は五男の芳遠(パンウォン)。彼は病床にあった父の太祖を隠居に追い込み、兄を1398年に王位に就かせた。それが2代王の定宗(チョンジョン)である。




定宗は名ばかりの王。後ろで糸を引いていたのは弟の芳遠である。彼は1400年に兄の定宗を退位させて、自ら3代王・太宗(テジョン)となった。
最強の実力者が王になったので、王権は徹底的に強化された。朝鮮王朝が518年間も続いたのは、太宗が朝鮮王朝の基盤を磐石に整えたからに他ならない。
その太宗はまだ元気だった1418年に生前退位して息子に王位を譲った。このときに即位したのが「王朝最高の名君」と呼ばれる4代王・世宗(セジョン)である。(ページ2に続く)

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