『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典2「朝鮮王朝の身分制度」

両班と中人

王族を除けば、身分制度は上から両班(ヤンバン)、中人(チュンイン)、常民(サンミン)となり、最下層が賤民(チョンミン)だった。
両班は貴族階級にたとえられる。彼らは多くの土地を所有し、民衆を支配する側に立っていた。
ただし、多くの両班は不在地主だ。小作人や奴婢を使って農地から収入を得て、それを財源にして自分の地位を保っていたのだ。
この両班の中から優秀な人間が科挙(全国的な官吏登用試験)に合格して、政府の高官に出世していった。




身分制度で両班の下になるのが中人だ。専門的な技術・知識を持って官庁で勤める人たちがほとんである。
この場合の「専門」とは、医術、通訳、観象(天文・地理・暦数・測候などに司ること)、図画(公式的な行事を絵に残す仕事が含まれる)などをさしている。また、両班の下で実務面を受け持つ人たちも中人であった。(ページ3に続く)

『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典3「朝鮮王朝の儒教」

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