- Home
- 過去の記事一覧
タグ:歴史
-
中宗(チュンジョン)の最期まで付き添ったチャングム!(再読版)
『宮廷女官 チャングムの誓い』は、朝鮮王朝の11代王・中宗(チュンジョン)の統治時代に医女として活躍したチャングム(長今)が主人公になっていた。このチャングムは、中宗の最期まで診察と看病を続けていた。… -
千秋太后(チョンチュテフ)とは誰なのか/高麗王朝人物列伝3
千秋太后(チョンチュテフ/964~1029年)は、高麗王朝の初代王・王建(ワン・ゴン)の孫である。彼女が生まれたとき、すでに王建は世を去っていた。しかし、彼の血筋は巨木の根のように時を越えて広がってい… -
英祖(ヨンジョ)と思悼世子(サドセジャ)に確執が生まれた日(再読版)
1735年に生まれた思悼世子(サドセジャ)は神童と呼ばれた。喜んだ父の英祖(ヨンジョ)は、思悼世子が10歳のときから政治の表舞台にデビューさせた。これがいけなかった。当時の主流派閥は老論派(ノロンパ)… -
安平大君(アンピョンデグン)はどういう人物だったのか
安平大君(アンピョンデグン)は、朝鮮王朝最高の名君と評価される4代王・世宗(セジョン)の三男として1418年に生まれた。この1418年というのは、まさに世宗が即位した年であった。 … -
光宗(クァンジョン)とは誰なのか/高麗王朝人物列伝2
光宗(クァンジョン)は、高麗王朝を建国した王建(ワンゴン)の四男だった。彼は複雑な政治家一家の中で育った。異母兄の2代王・恵宗(ヘジョン)は、定宗(チョンジョン)によって王位を追われた。定宗は、光宗の… -
太祖(テジョ)と呼ばれた王建(ワン・ゴン)/高麗王朝人物列伝1
朝鮮半島で歴史的に太祖(テジョ)となったのは二人だ。高麗(コリョ)王朝を創建した王建(ワン・ゴン/877~943年)と、朝鮮(チョソン)王朝をつくった李成桂(イ・ソンゲ)である。今回は王建について取り… -
『海神 ヘシン』主人公の張保皐(チャン・ボゴ)とは誰か/三国時代人物列伝6
古代の朝鮮半島で一番の国際人といえば、それはもう張保皐(チャン・ボゴ/?~846年)をおいて他にいない。彼は海を支配して日本や中国と自在に貿易を行ない、国王をしのぐほどの力を手に入れた。そのスケールの… -
大祚栄(テジョヨン)は渤海(パレ)の初代王!/三国時代人物列伝5
668年に高句麗(コグリョ)が滅んだあと、その領地に住んでいた遺民たちの運命は大きく分かれた。捕虜として唐に連れていかれた人もいれば、難民として新天地をめざした人もいる。ただし、多くの遺民は旧領地に残… -
階伯(ケベク)の壮絶な最期!/三国時代人物列伝4
660年、百済(ペクチェ)は新羅(シルラ)と唐の連合軍に攻められた。相手は圧倒的な兵力を誇っていた。百済の国内は危機感に包まれた。都の扶余(プヨ)では、政権の中枢を担う人たちが侃々諤々(かんかんがくが… -
善徳(ソンドク)女王はこんな人だった/三国時代人物列伝3
「善徳(ソンドク)」は死後に付けられた諡(おくりな)である。新羅(シルラ)の善徳女王(?~647年)の本来の名は徳曼(トンマン)と言う。生年は定かでない。新羅26代王の真平(チンピョン)王の長女として…