テスモリとチョプチモリ
〔テスモリ〕
このテスモリは、王妃が正式な儀式に出席するときにしていた髪型である。装飾品は、真珠、「ヨンチャム」と呼ばれるかんざし、トルジャム、鳳凰をデザインして金装飾を施したかんざし、金で作られたかんざしなどが使われた。このテスモリは、女性の中では一番威厳がある髪型だった。
〔チョプチモリ〕
このチョプチモリは、ピニョと呼ばれるかんざしを使って整えた髪型で、結婚している女性たちの間で一般的だった。髪にチョプチ(髪の分け目に付ける装飾具)をつけるのだが、それは身分によって素材や模様が違った。特に、王妃は華やかな鳳凰のチョプチをつけていた。(ページ3に続く)
『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典10〔朝鮮王朝時代の男性の冠〕
尹元衡(ユン・ウォニョン)は何をした?『オクニョ 運命の女』に登場