粛宗(スクチョン)!王妃問題でトラブルが多かった国王

 

朝鮮王朝人物列伝/第11回

粛宗の在位期間は46年。これは、21代王・英祖(ヨンジョ)に続いて二番目に長い在位期間である。粛宗は王として、生活水準を向上させるための功績を多く残しているのだが……。

ドラマ『トンイ』ではチ・ジニが粛宗を演じていた

ドラマ『トンイ』ではチ・ジニが粛宗を演じていた

派閥党争の激しかった時代

粛宗は、朝鮮王朝18代王・顕宗(ヒョンジョン)と明聖(ミョンソン)王后との間に生まれた。1674年に父親の顕宗が亡くなり、19代王として即位した。13歳という若さで王となった粛宗だが、当時は派閥党争が激しく、王の補佐役の者たちが主導権争いを起こしていた。
たとえ王であっても、派閥党争に巻き込まれれば命を危険にさらすことになる。それを理解していたのか、10代のころの粛宗は派閥党争に深入りせずにおとなしくしていた。しかし、成人してからの彼は王権を強化して、対立する派閥を牽制しながら独自の政治を実現させていったのである。




さらに朝鮮王朝時代は儒教を国教にしていたため、商人は軽んじられて商業も低く見られた。その様子に粛宗は「商業が発展しなければ、人々の暮らしが良くならないではないか」と思い、商業を発達させて貨幣鋳造事業を行なった。
このように名君としての素養を見せる粛宗だが、女性関係では度々問題を起こしていた。派閥党争を鎮めることに疲れ果てていた彼は、女性に癒やされたいという強い思いを持っていたのである。(ページ2に続く)

淑嬪崔氏(トンイ)/朝鮮王朝美女物語2
https://goo.gl/oAuy2M

張禧嬪(チャン・ヒビン)/朝鮮王朝美女物語4
https://goo.gl/7Bh5QF

「張禧嬪(チャン・ヒビン)よりトンイが悪女!」と言える3つの根拠
https://goo.gl/ZeE897

「朝鮮王朝三大悪女」よりもっと強烈な悪女とは?
https://goo.gl/Ff3ssb

張禧嬪(チャン・ヒビン)の死罪!朝鮮王朝の重大な事件簿6

ページ:

1

2 3 4

関連記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左側の上にカラーで色分けされたジャンルがありますので、それぞれにクリックして目的のジャンルにアクセスしてください。
[各ジャンルの紹介]
●国王列伝/事件簿
 ・おどろき国王列伝
 ・三国高麗国王列伝
 ・事件簿
●朝鮮王朝劇場
●時代劇の主人公
●悪女/奇皇后
 ・朝鮮王朝三大悪女
 ・悪女たちの朝鮮王朝
 ・奇皇后 
●華政/イニョプの道
 ・華政/韓国時代劇
 ・イニョプの道
●オクニョ
 ・登場人物
 ・豆事典
 ・歴史解説
●朝鮮王朝人物列伝
●日本と韓国の歴史
 ・歴史探訪
 ・韓国の歴史
●歴史事典/編集部
 ・歴史事典
 ・編集部

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女/奇皇后」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

痛快!「朝鮮王朝劇場」

本サイトには、「朝鮮王朝劇場」というジャンルがあります。ここにある記事では、歴史に残る有名な人たちが現代によみがえったという形で、歴史を揺るがせた大事件を語っていきます。思わぬ真相が語られるかもしれません。

ページ上部へ戻る