奇皇后の生涯!高麗王朝の怪女(後編)

果たして奇皇后の消息は?

北元の皇帝となったのがアユルシリダラである。トゴン・テムルは明から逃げるときに絶命していたからだ。
「息子を皇帝にする」
そのことに執念を燃やしていた奇皇后。
彼女はついに悲願を達成したのだ。




奇皇后もさぞかし喜んだことだろう……と推察できるが、肝心の奇皇后の行き先はまったくわからなかった。
なぜなら、元があわててカラコルムに逃げていく途上で、奇皇后の消息が不明になったからだ。
果たして、奇皇后はどうなってしまったのか。
彼女の最期を知る者はいない。
希代の怪女はこうして、歴史の中で闇に消えたのである。
(終わり)

文=慎虎俊(シン・ホジュン)+「歴史カン・ヒボン」編集部

奇皇后を生んだ奇氏一族とは何か?

『奇皇后』に登場するワン・ユのモデル「忠恵王」は暴君?

『奇皇后』のタファンはトゴン・テムル(順帝)がモデル!

奇皇后と善徳女王はどこが違っていたのか

ページ:
1 2

3

関連記事

ピックアップ記事

必読!「悪女たちの朝鮮王朝」

本サイトには、「悪女」というジャンルの中に「悪女たちの朝鮮王朝」というコーナーがあります。ここでは、朝鮮王朝の歴史の中で政治的に暗躍した女性たちを取り上げています。
朝鮮王朝は儒教を国教にしていた関係で、社会的に男尊女卑の風潮が強かったのです。身分的には苦しい境遇に置かれた女性たちですが、その中から、自らの才覚で成り上がっていった人もいます。彼女たちは、肩書社会に生きる男性を尻目に奔放に生きていきましたが、根っからの悪女もいれば、悪女に仕向けられた女性もいました。
「悪女たちの朝鮮王朝」のコーナーでは、そんな彼女たちの物語を展開しています。

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。左側の上にカラーで色分けされたジャンルのコーナーがありますので、目的に応じて各コーナーをクリックして必要な記事にアクセスしてください。

〔各ジャンルの紹介〕

●話題作
・奇皇后
・雲が描いた月明り
・華政/韓国時代劇
・六龍が飛ぶ
・イニョプの道
●国王列伝/事件簿
・おどろき国王列伝
・三国高麗国王列伝
・事件簿
●歴史人物の実像
・時代劇の主人公
・時代劇の登場人物
・朝鮮王朝劇場
●オクニョ
・登場人物
・豆事典
・歴史解説
●朝鮮王朝人物列伝
●悪女
・朝鮮王朝三大悪女
・悪女たちの朝鮮王朝
●日本と韓国の歴史
・朝鮮王朝全史
・韓国の歴史
・日韓の歴史
・歴史探訪
●歴史事典/編集部
・歴史事典
・編集部

ページ上部へ戻る