要点でまとめた朝鮮王朝518年の歴史(後編)

王朝の終焉は1910年

正祖は1800年に亡くなり、政治は再び混乱していった。以後は、外戚が権力を操る政治が続き、官僚の腐敗が顕著になった。
世界の情勢は激しく変化していた。




そんな激動の時代にも朝鮮王朝では前近代的な政治がまかりとおり、結局は世界の大勢から大きく遅れてしまった。
やがて欧米列強や日本の圧力が強くなり、19世紀後半には政権が弱体化して朝鮮半島全土が統治不能に陥った。
その結果、1910年に日韓併合が行なわれ、朝鮮王朝は27代王・純宗(スンジョン)を最後に518年の歴史に終止符を打った。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

要点でまとめた朝鮮王朝518年の歴史(前編)

要点でまとめた朝鮮王朝518年の歴史(中編)

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